本講座では、英語の発音の基礎を学び、実際に声に出して練習をします。何となく真似をするのではなく、英語と日本語の音声がどう違うかを理解してから練習することで、より効率的・効果的な学習ができます。
英語らしい発音を身に付けたい学生や、リスニング力をアップさせたいなどの学生が、学部学年問わず意欲的に参加しています。 2025年度は約60名の学生が参加しました。参加した学生の声の一部紹介します。
(※順不同。掲載にあたり、読みやすくなるように一部表現を変えています。)
英語らしい発音を身に付けたい学生や、リスニング力をアップさせたいなどの学生が、学部学年問わず意欲的に参加しています。 2025年度は約60名の学生が参加しました。参加した学生の声の一部紹介します。
(※順不同。掲載にあたり、読みやすくなるように一部表現を変えています。)
2025年度 開催講座一覧
<後期>
- 第1回(10/3):LとR
- 第2回(10/10):母音
- 第3回(10/24):強勢とリズム
- 第4回(11/7):イントネーション
- 第5回(11/14):イントネーションー音読のしかた
【前期】講座の感想を教えてください。
英語のアクセントやリズムのしくみを理解することができました。しかし理解はしても、口は思うように動きませんでした。この英語のリズムを繰り返し練習することで、日本語っぽい発音から脱却できるよう、頑張りたいと思いました。
-文学部日本文学科1年 Mさん
-文学部日本文学科1年 Mさん
英語と日本語のリズムの根本的な違いについて、詳しく知ることができました。他の英文でも練習をし、自然な英語のリズムで話せるように身に付けたいです。
-文学部日本文学科1年 Oさん
-文学部日本文学科1年 Oさん
LとRの発音は1つずつの発音だと思っていたが、それぞれに4種類ずつあることを知り、とても驚きました。苦手な発音を詳しく知ることができ、良かったです。
-文学部英語英文学科1年 Sさん
-文学部英語英文学科1年 Sさん
アメリカ英語の母音の発音は「ア」に聞こえるものがたくさんあり、話すうえでも聞くうえでも難しいと思いました。綴り字から区別を付けることができることが分かりましたが、例外もあり、慣れるまでとても難しいと思いました。とても勉強になりました。
-文学部日本文学科1年 Mさん
-文学部日本文学科1年 Mさん
今回の講義を通して、発音の感覚をつかめたように感じました。舌の動きや口の開き加減によって、様々な種類の母音で発音できることに驚きました。また、母音が異なることで、全く別の意味になる単語がたくさんあることも分かったので、しっかり意識して使い分けて発音できるように頑張りたいと思います。
-文学部日本文学科1年 Oさん
-文学部日本文学科1年 Oさん
発音の違いをだんだんと聞き分けられるようになったので、発音を使いこなせるように練習を続けたいと思います。
-文学部日本文学科1年 Oさん
-文学部日本文学科1年 Oさん
意識しないと気付けない発音について、集中して学習できてよかったです。
-文学部英語英文学科2年 Sさん
-文学部英語英文学科2年 Sさん
【後期】講座の感想を教えてください。
聞き分けづらく困っていたLとRについて、しっかりと学んだのは初めてでした。LとR、そして日本語の「ら」との違いが面白かったです。自分の発音を確認できるサイトを教えていただいたので、試してみたいと思います。
-比較文化学部比較文化学科4年 Kさん
-比較文化学部比較文化学科4年 Kさん
これまで発音記号を学んだことがなかったので、母音にここまで多くの種類があることを学ぶことができ、興味深かったです!
-比較文化学部比較文化学科4年年 Aさん
-比較文化学部比較文化学科4年年 Aさん
英語らしいリズムの読み方を学ぶことができました。アクセントの位置で単語か複合語かの意味に変わるところが興味深かったです。
-文学部英語英文学科2年 Mさん
-文学部英語英文学科2年 Mさん
日本語と英語のイントネーションの違いや、日本語と同じように英語を話そうとするとなぜ違うように聞こえるのかがよく理解でき、腑に落ちました。とても分かりやすかったです。
-家政学部食物学科3年 Mさん
-家政学部食物学科3年 Mさん
同じ文章でもイントネーション核の場所によって、伝わる意味が異なることを初めて知りました。
-家政学部食物学科3年 Mさん
-家政学部食物学科3年 Mさん
イントネーションの仕方は、今までなんとなくでしかやってこなかったのですが、ポイントを押さえることで読みやすくなり、こんなにも変わるんだと驚きました。今後の英会話で活かしていきたいです。
-社会情報学部社会情報学科2年 Yさん
-社会情報学部社会情報学科2年 Yさん
最後に、本講座の担当講師である本研究所併任教員 新谷敬人教授からのコメントを下記に掲載いたします。
英語に限らずどの言語についても言えることですが、言語の音声にはその言語独特のルールがあります。「音法」(=音の文法)とでも呼べるものです。それを学ばなければ、自分の言語の「音法」をその言語の発音に使ってしまうことになるので、いわゆる「日本語訛り」、「カタカナ英語」などと呼ばれる現象が生じます。日本語の発音から来る訛りは完全に取れることはないですが、相手にとって理解がたやすい英語発音へと変えることは可能です。この講座では、英語の発音の仕組みと発音のしかたを学ぶことで英語発音への意識を高めてもらい、分かりやすい発音のための練習をしてもらいます。なんとなく真似をするのではなく、英語の音声が本来は日本語の音声とどのように違うのかが分かった上で真似をして練習することで、より効率のよい、そしてより効果的な英語発音学習ができると思います。
来年度も年間を通して開催する予定です。多くの学生の参加をお待ちしています。




<前期>