大妻女子大学英語教育研究所 The Institute for Research in English Education

大妻女子大学英語教育研究所 The Institute for Research in English Education

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英語学習

大学での英語学習について

大学生の皆さんは、中学、高校と6年間英語を勉強してきたわけです。6年間も英語学習をしてきたのに、英語力はあまりないと考えている学生は沢山おります。しかし、よく考えてみてください。6年間というと長い期間と感じますが、実際の英語の授業時間はほんのわずかです。授業で読んできた英語の量は6年間分全て合計してもペーパーバック数冊にもなりません。英語を母語とする国で育った人に比べると、英語に触れてきた量はあまりにも少なすぎるのです。中学、高校の英語の授業とその予習と復習を中心とした僅かな学習時間で英語ができるようになるのは不可能なのです。

大学での英語の授業は学部により異なりますが、標準的には1,2年生で1年間前期2科目、後期2科目を受講します。大学の授業は1回90分で半期15週ですので半期合計45時間、1年間でも合計90時間にすぎません。高校の英語の標準履修時間は245時間ですので、大学の英語の授業時間は高校の約3分の1です。もうお分かりかと思いますが、高校までに英語に触れる量が不足しており、結果的には英語の力はついておらず、大学入学後も、大学の英語の授業で勉強するだけでは、満足な英語力はつきません。

英語の力は学習時間に比例します。英語教育研究所では、自ら進んで英語学習に取り組む学生のための様々な支援体制を整えております。英語教育研究所を上手に利用して、在学中に英語力を伸ばせるように取り組んでください。