大妻女子大学英語教育研究所 The Institute for Research in English Education

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お知らせ

学習体験談 英語発音講座を開催しました【2022年5~6月】

英語教育研究所では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止していた、研究所主催の対面での講座がおよそ2年ぶりに復活しました。
その第1弾として、2022年5月から「英語発音講座」(金曜日:13:00~14:30)を開講しています。
この講座には、英語らしい発音を身に付けたい、リスニング力をアップさせたいなどの学生が、学部学年問わず意欲的に参加しています。

これまでに開講した講座のタイトルは以下の通りです。
第1回(5/13):英語らしいリズムを身につけよう
第2回(5/20):アに聞こえる母音を言い分けよう
第3回(5/27):LとRを攻略しよう
第4回(6/24):くっつく音、消える音、変わる音


本講座(第1回~4回)にはのべ約50名の学生が参加しました。参加した学生の声を一部紹介します。
(※順不同。掲載にあたり、読みやすくなるように一部表現を変えています。)

【第3回参加者】講座の感想を教えてください。


様々な”A”の発音や”L”や”R”の発音、そして音の強弱のつけ方がわかりました。英語のプレゼンテーションをするときに役立てたいです。  

-社会情報学部 社会情報学科科2年 Y.Hさん



講座を受ける前と後で、発音に対する意識がかなり変わりました。

-比較文化学部 比較文化学科1年 M.Sさん



英語らしく発音しようと雰囲気でしか理解していなかったので、ほとんど舌を巻いた間違ったものだったと今回学ぶことができてよかったです。

-大学院 人間文化研究科2年 N.Tさん



発音の勉強をしてから、リスニングを聞く時・英文を読む時などで発音を意識するようになりました。

-文学部 英語英文学科1年 Y.Nさん



今まで”L”と”R”の発音の違いをよく理解していなかったので、勉強になりました。

-文学部 日本文学科2年 S.Oさん

【第4回参加者】講座の感想を教えてください。


初めて参加したが、今まで発音できなかったことができるようになり、嬉しかったです。これからも練習していきたいと思います。

-文学部 英語英文学科1年 K.Nさん



授業で習ったことの実践ができてとても良かったです。もっとたくさん実践して頑張りたいです。

-文学部 英語英文学科1年 M.Sさん



今まで間違った発音をしていたと気が付きました。自分で発音するのは難しかったです。

-比較文化学部 比較文化学科3年 H.Mさん



リスニングは想像以上に聞き取ることができず、いかに読み取るかは発音を知っておくことが重要だと感じました。今まで聞こえないと思っていた音は、音が脱落していたからだと分かりました。

-比較文化学部 比較文化学科3年 Y.Sさん



新しく学ぶことが多かったです。自分のものにするには、多くの練習が必要だと思いました。

-社会情報学部 社会情報学科4年 A.Yさん

最後に、本講座の担当講師である本研究所併任教員 新谷敬人准教授からのコメントを下記に掲載いたします。
英語に限らずどの言語についても言えることですが、言語の音声にはその言語独特のルールがあります。「音法」(=音の文法)とでも呼べるものです。それを学ばなければ、自分の言語の「音法」をその言語の発音に使ってしまうことになるので、いわゆる「日本語訛り」、「カタカナ英語」などと呼ばれる現象が生じます。日本語の発音から来る訛りは完全に取れることはないですが、相手にとって理解がたやすい英語発音へと変えることは可能です。この講座では、英語の発音の仕組みと発音のしかたを学ぶことで英語発音への意識を高めてもらい、分かりやすい発音のための練習をしてもらいます。なんとなく真似をするのではなく、英語の音声が本来は日本語の音声とどのように違うのかが分かった上で真似をして練習することで、より効率のよい、そしてより効果的な英語発音学習ができると思います。
後期も年間を通して開催する予定です。多くの学生の参加をお待ちしています。