大妻女子大学英語教育研究所 The Institute for Research in English Education

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お知らせ

学習体験談 アカデミック英語オンラインスピーキング講座を開催しました

英語教育研究所では、短期大学部を含めた全学生を対象に「アカデミック英語スピーキング力育成集中講座」をオンラインで開講しています。
この講座では、英語での高度な表現力を身についけたいと考えている学生・留学を希望する学生・IELTSやTOEFLiBT等の英語検定試験で高得点を獲得したい学生など、5名の受講者を募集し、集中的な指導を通して論理的に英語を話す力を身に付けます。
本ページは、過去の受講者の声を掲載しています。(※順不同。掲載にあたり、読みやすくなるように一部表現を変えています。)

2021年度第2回アカデミック英語スピーキング力育成集中講座 参加者の様子



1)なぜこの講座に参加しようと思いましたか?


これまで単語を覚えることや問題集に取り組むなど、机上で理解するような勉強ばかりしてきたため、スピーキングには自信がなく、また英語を使ってコミュニケーションをとる機会もあまりなかったため、受講してみようと思いました。



スピーキング力を鍛える機会、アカデミック・スピーキングを練習する機会というのがなかなか無いため、この機会にこの講座を受講しようと思いました。



TOEFLやIELTSのような試験をいつか受験してみたいという思いがあったため、今回の講座に参加しようと思いました。



留学したいと考えているためです。



今年の夏に短期でオーストラリアの英語研修に参加するため、英語力を向上させたいと思っていたため受講してみようと思いました。



2)講座を受講した感想をお聞かせください


少人数だったということもあり、とても充実した時間が過ごせました。また、服部先生からのアドバイスがしっかりしていたので、とてもためになりました。



実際に英語を使ってスピーキングをすると、新しい課題が見つかり、よい勉強になりました。



Zoomを使ったオンライン講座でしたが、想像していたよりもずっと英語を使う時間が長く、やりがいがありました。また、服部先生が私たち学生にも分かりやすい英語で比較的ゆっくり話してくださるため、英語の聞き取りが苦手な私でも取り組みやすかったと感じました。



学生が発言した後に、直接服部先生からフィードバックを頂けたことで自分の弱点や改善点を認識することができました。また他の受講生の発言内容や、他の受講生への服部先生のフィードバックからも学べる点が多くあり、とても貴重な、学ぶことの多い機会となりました。



少人数で、たくさん英語を話す機会があったので参加してよかったです。 簡単なトピックなのに、いざ英語で話そうとすると、話す内容が上手くまとまらなかったり、単語が出てこず、日本語が思わず出そうになりました。そのため、自分の今のスピーキングレベルを再確認することができました。



説明が全て英語で行われるため、はじめは聞き取れなかった部分も多くありましたが、徐々に耳が慣れ、リアクションを取れるようになりました。授業開始当初は、恥ずかしさや自信の無さからあまり話せなかったのですが、服部先生や他の受講生たちとの質疑応答により、自分でも変化に気づくことができるほど英語が抵抗なく話せるようになったことに驚きました。Zoomによるオンラインの講座で、しかも短い時間でこんなにもスピーキング力が向上するのだと嬉しくなりましたし、もっと自分の言いたいことをきちんと話せるようになりたいと思うようにもなり、英語を勉強するモチベーションが高まりました。



楽しかったです。身近な質問に対する回答を英語でしてみたりと、和やかな雰囲気で話しやすかったです。

3)この講座のどのような所が勉強になりましたか


ロジカルに英語を話すコツや、他の受講生が使っているアカデミックな英単語など、日頃の大人数の授業では気づかない点に気づけたという点が勉強になりました。



服部先生の論理的に英語を話すための指導が、スピーキングだけではなく、アカデミック・ライティングにも役に立つと思いました。



服部先生が返答一つひとつにアカデミック英語を身につけるために必要な適切なアドバイスをくださるので、話す内容の論理的構成のみならず、アカデミックな単語や文の構成についても深く知ることができました。



他の人の意見を聞いたり、自分の意見を述べたりすることで、論理的な文章の組み立て方の難しさと楽しさを学ぶことができました。テーマに沿って自分の意見を述べるには、語彙力だけでなく即興力も必要だということが分かり、その能力を伸ばすにはこの講座で行った練習を重ねていくしかないと思いました。



Impromptu speech というスピーキング練習は、スピーキング力を伸長するのにとても効果的だと思いました。即興で英語スピーチをすることは今まで何回もありましたが、それがImpromptu speech というのだと知ることができました。 質問に対して、きちんと答え、詳細を論理的に話す、この流れを忘れずに、間違えてもよいからとにかく話をすることが大切であると思いました。



論理的な話し方というのは、意識しなければ難しいことであると改めて痛感しましたが、とても勉強になりました。特に私は日常的に、冗長な話し方をしてしまうことがよくあるためです。ですが今回のアカデミック・スピーキング講座では、講座の初めに服部先生に教えていただいたロジカル・スピーキングの基本的考え方を最初から最後まで意識して話すことが出来ました。今回教えていただいた論理的な話し方というのは、英語のみならず日本語においても大切なことですし、この先、様々な場面で活かしていけると思います。今回この講座に参加することが出来て本当に良かったです。



質問に対する回答を論理的になるべく簡潔に話すことが勉強になりました。



自分の回答に対して服部先生から色々質問があったり、フォローアップクエスチョンをしてもらったところが勉強になりました。

2022年度第1回アカデミック英語スピーキング力育成集中講座 参加者の様子



最後に総評として、日米両国で教育を受け、米国の大学・大学院での応用言語学・英語教育学の教授経験のある本研究所服部孝彦所長から、講座を開催してのコメントを下記に掲載いたします。
アカデミック・スピーキング講座では、論理的に英語を表現することを学びました。英語のスピーキングは、ひとりでは勉強しにくいものです。この講座では、5名という少人数で、一人ひとりの英語スピーキング力を徹底的にサポートしながら進めました。アカデミックな英語の理解を高めておくことは、英語の知識を全般的に向上させることに繋がります。もちろん簡単なことではありませんが、アカデミック・スピーキング力が向上する分だけ、学生たちの可能性も広がると考えております。
毎回、数多くの学生から参加申し込みをいただいています。
次回の開講は本研究所HPまたはUNIPAにて告知しますので、興味のある学生はぜひご参加ください。



講師紹介

服部孝彦(はっとり・たかひこ)

本研究所所長、本学教授。

初等・中等・高等教育を日米両国で受けた元帰国子女。言語学博士(Ph.D.)。大妻女子大学助教授、米国ケンタッキー州立ムレー大学(MSU)大学院客員教授を経て現職。早稲田大学講師を兼務。国連英検統括監修官、JSAF-IELTS アカデミック・スーパーバイザー、文部科学省WWL企画評価会議メンバーとして、我が国のグローバル化推進の中心として活躍している。元NHK英語教育番組講師。著書に文科省検定中学および高校英語教科書ほか、著書は190冊以上。日本に本拠地を置く現在でも日米間を頻繁に往復し、米国の大学での講義・講演、国際学会での研究発表を精力的にこなす。