大妻女子大学英語教育研究所 The Institute for Research in English Education

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お知らせ

学習体験談 学生の声【英語発音講座 2023年前期】

英語教育研究所では全学生を対象に年間を通して、「英語発音講座」を開催しています。この講座では英語の発音の仕組みと発音の仕方を学び、分かりやすい発音のための練習を行います。 英語らしい発音を身に付けたい、リスニング力をアップさせたい学生が、学部学年問わず意欲的に参加しています。

2023年度前期の講座のタイトルは以下の通りです。
第1回(5/12):英語らしいリズムを身につけよう
第2回(5/19):LとRを攻略しよう
第3回(6/ 9):アに聞こえる母音を言い分けよう
第4回(6/16):F, Vの音、THの音-日本語にない英語の子音
第5回(7/ 7):くっつく音、消える音、変わる音
第6回(7/14):イントネーション―音読のしかた


本講座(第1回~6回)にはのべ約40名の学生が参加しました。参加した学生の声を一部紹介します。
(※順不同。掲載にあたり、読みやすくなるように一部表現を変えています。)

【第1回:英語らしいリズムを身につけよう】
講座の感想を教えてください。


今まで、英語が聞き取れない明確な理由が分からなかったが、アクセントだったのだと分かりました。口が全く回らなかったので、練習が必要だと感じました。リズムが分かりやすかったです。ありがとうございました。

-文学部日本文学科 Tさん



シュワーになることと、英語のリズムをしっかり覚えることで、こんなにも英語が聞き取れるものだと思いました。何回も練習しないと体に身に付けることはできないので、毎日やろうと思いました。

-文学部コミュニケーション文化学科1年 Sさん

【第2回:LとRを攻略しよう】
講座の感想を教えてください。


今日初めて参加しました。LとRは発音が違うという認識はありましたが、舌の使い方までは知らなかったので、知ることができて良かったです。

-文学部日本文学科1年 Nさん



LとRに違いがあることは知っていましたが、初めて解説を聞いて、Rの時に舌が上あごにつかないこと、Lに暗い、明るいがあることを知ったので、これからは意識してみようと思います。

-比較文化学部比較文化学科1年 Hさん

【第3回:アに聞こえる母音を言い分けよう】
講座の感想を教えてください。


母音は今までの講座で一番難しかったです。頭で理解した後、たくさん練習して、身に付けたいと思います。次の講座も楽しみです。

-家政学部ライフデザイン学科3年 Aさん



母音の勉強は独学だと難しかったため、とても勉強になりました。

-文学部コミュニケーション文化学科3年 Kさん

【第4回:F, Vの音、THの音-日本語にない英語の子音】
講座の感想を教えてください。


「ン」に聞こえる音にも種類があり、それが日本語にも当てはまることを初めて知りました。これから注意して聞いてみたいです。

-家政学部ライフデザイン学科2年 Hさん



発音の仕方を学ぶことでリスニング能力が向上すると思いました。今後リスニングでも活かしていこうと思います。

-社会情報学部社会情報学科1年 Kさん

【第5回:くっつく音、消える音、変わる音】
講座の感想を教えてください。


連結、脱落、同化について理解することができました。

-文学部英語英文学科1年 Iさん



発音が上手に聞こえるには、くっつく音、消える音、変わる音の使い分けが大切なのだと思いました。

-社会情報学部社会情報学科1年 Kさん

【第6回:イントネーション―音読のしかた】
講座の感想を教えてください。


日本語と英語のアクセントの違いをよく考えたことがなかったため面白かったです。イントネーション核についてもはじめて知ったので、これから意識してみようを思いました。

-家政学部ライフデザイン学科2年 Hさん



普段読むときは全然意識していなかったため、今までの自分のイントネーションが本来のものとは異なるという事に気付かされました。イントネーションがはっきりしている方が、感情が伝わりやすいとも感じました。

-文学部コミュニケーション文化学科1年 Kさん

最後に、本講座の担当講師である本研究所併任教員 新谷敬人教授からのコメントを下記に掲載いたします。
英語に限らずどの言語についても言えることですが、言語の音声にはその言語独特のルールがあります。「音法」(=音の文法)とでも呼べるものです。それを学ばなければ、自分の言語の「音法」をその言語の発音に使ってしまうことになるので、いわゆる「日本語訛り」、「カタカナ英語」などと呼ばれる現象が生じます。日本語の発音から来る訛りは完全に取れることはないですが、相手にとって理解がたやすい英語発音へと変えることは可能です。この講座では、英語の発音の仕組みと発音のしかたを学ぶことで英語発音への意識を高めてもらい、分かりやすい発音のための練習をしてもらいます。なんとなく真似をするのではなく、英語の音声が本来は日本語の音声とどのように違うのかが分かった上で真似をして練習することで、より効率のよい、そしてより効果的な英語発音学習ができると思います。
後期も開催する予定です。多くの学生の参加をお待ちしています。